霧島連山と九州山地の懐。
日本の名水百選の一つに数えられる
「出の山湧水」が
清らかな恵みをもたらす小林市
宮崎県の南西部に位置する小林市。
小林、須木、野尻の3つのエリアからなり、市の南西部には霧島連山、北部には九州山地の山々が連なっています。
緑豊かな森林や高原、清らかな水が流れる渓流など「霧島ジオパーク」「綾ユネスコエコパーク(一部)」にも認定されるほどの豊かな自然環境に恵まれています。
小林市には75ヶ所を超す大小さまざまな湧水群があり、岩瀬川の源流である「出の山湧水」はその代表的なものといえます。年間降雨量3000ミリという恵みの雨が霧島連山に降り、深い森と山に磨かれ、長い歳月をかけ豊富なミネラルをたくわえた清澄な名水となって、この土地に清らかな恵みをもたらしています。
日本の名水百選に選ばれた「出の山湧水」のもと、
数千匹のゲンジボタルが
幻想的な乱舞を繰り広げます
日本の名水百選に選ばれた「出の山湧水」はゲンジボタルの里としても有名であり、毎年5月下旬から6月上旬に見られる数千匹ものホタルの光の乱舞は「山が動く」と評されるほど。
周辺には、子どもから大人まで楽しめる出の山淡水魚水族館や小林名物鯉料理の店もあり、年間を通して湧水の恵みを存分に楽しめます。
雄大な山々を背に
四季折々に表情を変える
花の高原
霧島連山の中腹に広がる標高550mの生駒高原は、春には菜の花やポピー、夏にかけてはラベンダーやサルビア、秋にはコスモスと、季節の花が高原一面を絨毯のように彩ります。
雄大な山々を背に、澄み切った高原の風に揺れる花々は、訪れる方々にたくさんの「やすらぎ」を提供しています。
霧島連山の豊かな大自然の
おいしい水とさつまいもで育った
桑水流黒豚「からいもどん」
桑水流の黒豚は肉の旨味や良質の脂身を出すために、食物繊維やビタミンCが豊富な南九州産さつまいも(からいも)を食べて育ちます。
桑水流の黒豚が飲む飲料水には、生駒高原の麓、地下117メートルから汲み上げた、霧島山麓のミネラル豊富な地下水を使用しています。
豊かな大自然のおいしい水と澄んだ空気、そしてさつまいも(からいも)の豊富な栄養素が、桑水流黒豚「からいもどん」の特徴である「さらりとしたきめの細かい良質な肉質」をつくるのです。